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歯と栄養素の関係

2021.11.29

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普段の食生活とお口の中の環境は親密に関わっています。

今回は食べ物に含まれる栄養素と歯との関係についてご紹介していきます。

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カルシウム

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カルシウムは歯に大きく関わってきます。カルシウムが足りなくなると自らの骨を溶かしてカルシウムを体内に補うため、骨に影響が出てきます。歯の大部分を占める象牙質は、ほとんどがカルシウムで形成されています。

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また、歯の溶け出したエナメル質部分を修復し、強い歯に戻す事を再石灰化といいます。これを促すためにも、カルシウムの摂取が欠かせません。

魚介類や海藻類、牛乳などにカルシウムは多く含まれています。

ビタミンA,ビタミンC

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この2つは歯のエナメル質や象牙質の元となる成分です。そのため、カルシウムだけをいくら摂取しても強い歯にはなりません。ビタミンAは、乳製品やレバーに多く含まれています。ビタミンCは、基本的に果物や野菜に多く含まれています。

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ビタミンD

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ビタミンⅮはカルシウムの吸収を助けてくれます。えのきやシイタケなどのきのこ類に多く含まれています。また、適度に紫外線に当たることでよりカルシウムは吸収されやすくなるので、少しでも太陽の光を浴びることをおすすめします。

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タンパク質

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タンパク質は皮膚や骨、筋肉、内臓など、身体の組織に大きく関わってきます。歯周組織にもとっても大事な栄養素です。

タンパク質には魚介類を含む動物由来の動物性タンパク質と、米、小麦、大豆などの植物性タンパク質の2種類あります。どちらもバランス良く摂取しましょう。

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虫歯になりやすい食べ物

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虫歯になりやすい食べ物は砂糖を含んでいたり、歯にくっつきやすかったりするものです。酸性が高い食べ物もエナメル質が溶けてしまい、虫歯に繋がりやすくなります。

具体的には、ガムやキャラメル、飴、チョコレートなどです。レモンやグレープフルーツなど、酸性が強い食べ物の過度な摂取には気を付けましょう。

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歯に良いもの

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お茶は中に含まれているカテキン(ポリフェノール)、フッ素などの働きによって抗菌作用があり、むし歯予防に繋がります。

また、噛み応えのあるスルメやめざしなどは顎の発達を良くします。

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虫歯予防には、栄養バランスを考えながら食事をして頂くことをおすすめします。

食後には歯磨きをして清潔な口腔内を保ちましょう。